『塩谷町民全員会議』は、
世界的な潮流と塩谷町の課題の
出会いから生まれました。
世界的な潮流は、選挙以外の方法で、町や地域や国の仕組みについて
多くの人が納得して、継続的に改善してゆくことが求められているのですが、
その方法がないことが課題になっているということです。
一方、塩谷町でも、町に課題があることは明白であるにも関わらず、どこに
問題があるのかがはっきりしていませんでした。そのため、どのように
問題を解決したり、より良くしてゆく方法があるかを考える機会も場所も
限られているという現実がありました。
また、若い人の声を広く集めたくともその方法もないという状態が、
課題のひとつになっていました。
そこで、行政経営、メディア開発に携わる研究者が提唱し開発していた
PRMというコンセプトに注目しました。
このPRMというコンセプトから、
多くの住民「ひとりひとり」との「継続的」かつ「履歴を蓄積」し、 「一方通行ではないサイクル」を備えた、条例や政策などの具体的な アウトプットに通じる「実効性ある」コミュニケーションとして、
《塩谷町民全員会議》が生まれました。