下野新聞(10月15日)に、以下の様な記事がありました。
料理の世界コンテストの記事なのですが、トップ3のファイナリストというだけではなく、
フランス代表に日本人がなっていることに驚きます。
現地メディア(写真出典はここです)からは、 le maquereau サバを使った料理が
評価されたことがわかります。
宇都宮の出身で、高校の料理科をでてそのまま知り合いもいないフランスに渡り、
いきなりレストランに自分自身を売り込んで、渡仏から12年後いまでは
三ツ星レストラン<エピキュール>の副料理長になっています。
安發伸太郎さんのことは、明治大学の藤田結子教授がインタビューしており、
下記の記事で読むことができます。
安發さんは、フランス語ができたわけではなく、最初は語学学校に入って
フランス語を学んだそうです。
インタビューの中で、流石だと思えたことが次の質問への答えです。
Q:今までこれだけ経験を積まれていますが、ずっとフランスなんですね。フランスで働くには何が大事なのでしょうか。
安發:情熱。パッションがあるかないか。料理人やっていっても、ほんとに料理が好きなのかは重要です。この仕事、労働時間も長いですし、大変なので、ほんとに好きじゃなければできない。仕事として見てると、なかなか難しい。趣味としてやらないとなかなか難しい点がある。そうですね、私の場合はもう 趣味です。
人生を賭けられる趣味を見つけて、そこに情熱をかけられることが
結果的に仕事の原動力になっているんですね。
Shintaro Awa (安發伸太郎さん)を知っていますか?