んな本を見つけました。
群馬県桐生市の珈琲店「HORIZON LABO」の店主、岩野さんが
珈琲の焙煎士となって、お店を持つ話なのです。そこまでは他にもある話かも
しれません。でも、この岩野さんは、15歳なのです。

中学2年で学校にいくことを辞めた彼に、両親やまわりの大人が中古の焙煎機を与え、
焙煎を繰り返し試せる場をつくったり、珈琲の名店の店主と引き合わせる機会をつくったり
します。

そうした時間の中で、彼は自分の強み、好きなことを究めて、
HORIZON LABO」を開店します。

お店のホームページには、以下のようにお店が紹介されています。

読書、写真、版画、料理、盆栽…多様な趣味の傍にいつも飲んでいたコーヒー。
ふとそのコーヒーに注目してみると、淹れ方や豆の種類、焙煎の仕方など奥深い世界がそこに広がっていました。

コーヒーの表現は大海のように広く、絡まっていた自分の心が解き放たれるのを感じました。目の前に見える波打つ大海原も視点を変え遥か遠くに目をやれば凪となり、そこに水平線(ホライズン)が広がる。ぼくはそこを信じて漕ぎだしたい。
ホライズンラボはぼくができることを探し出し、様々な人と関わり学び、最終的にぼくにしかできないことを見つけるための研究室です。

毎月テーマ(味)が変わる珈琲豆の量は400kg。
焙煎された珈琲豆は、ネット販売(リンクはこちら)や群馬県内と都内の数か所で
のみ購入できます。
200gで1728円(税込み)です。

大人が中学生を支えることで、こんな起業も現実にできる世の中になっています。

15才のコーヒー焙煎士