静岡の掛川市では「やさいバス」という新ビジネスが始まり、注目されています。
宅配便や郵便の値上がりが続いていますが、この背景には、
モノを運ぶことの重要性が高まっていることがあります。
重要性が高まっているので、人手が必要になり値上げをしないと対応できなくなっています。
そうすると、良い野菜をつくっても配送料が上がって売れにくくなります。
そんな中、「やさいバス」は、野菜などを冷やして運ぶトラックを用意し、
トラックがバス停のように、採れたてで新鮮な野菜の出荷や受取する場所を
決めて走るようにすることで宅配便や郵便よりも安く、野菜を届けられるようになります。
農家にとっては売上が増えやすくなり、レストランや八百屋にとっては支出を減らして
いい野菜や料理をお客さんに届けられるようになります。
地元の生産者と需要者(レストランや八百屋さんやスーパー)を地元をよく知る
事業者が結びつけることで、新しいビジネスになっています。
やさいバス(静岡県掛川市の事例)